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矢島でヤシマ大作戦

『矢島でヤシマ』これ、イタグレ肉部メンバーの合言葉。

震災の前、CIMOちゃん、MONAちゃん、GINAちゃんのキラキラスパンコールハーフチョークを見て『矢島美容室みたいー!みんなでおそろで着けて矢島ろう!』と盛り上がりました。
何色にしよっかー、とかワクワクしていた翌週、震災は起こりました。

でも、ヤマト運輸さん、震災の翌々日に運んでくれました。
配達してくれたヤマトさん『1日遅れてしまってすみません。』ご自身も大変だと思うのに。

これが矢島チョーカー。
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そしてヤシマ作戦、計画停電の実施前から肉部メンバーは節電に励んで、『矢島でヤシマ!』とそれぞれのアイデアを凝らし節電をスタートしました。

アルはZIONさんのヒートワンで身体の温度を保ってヤシマ作戦にのぞみます。
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とはいえ、やり方はいたって簡単。
家中のコンセントを抜いて待機電源をなるべくなくし、厚着をして毛布をかぶるだけ。

それでも、みんなで自転車で会社行ってるよ!とか、おにぎりたくさん作って食べ繋ぐよ!とか、家が近所の子達は一箇所に集まったり工夫を報告し合って。

家の中で余震と震災報道を見ているのをやめて、お散歩にでました。
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いいおてんきだね

朝陽がまぶしい。
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アルの瞳には未来が見える?

計画停電については色々言われてますが、東京電力も苦渋の決断をその場その場でしていると思う。
うちは、計画が実施されてもされなくてもどちらでもいいように、アルと二人予定されている時間は家で『矢島でヤシマ』を実施しています。
停電になると断水にもなるので、トイレもガマンしながら。

少し気持ちも明るくなって、ちょっとゴミを捨てにいくと
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ここにいたアルが

こんなところに
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何そんなところにいてー、と写真をパチリと撮った瞬間、ぐらりと来て緊地震速報。

まだ油断をしていると余震が来ます。
早く安心して生活が出来ることを望みますが、まずは自分の出来ることから!
イタンポは立派な暖房器具、ヤシマ作戦には必須です!

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地震の爪あと

3月13日。地震発生から2日目。
余震は続くものの、ごく小さいものにシフトしていっているような気もしてきたので、なるべくいつもと同じ生活に近づけようと、お散歩に出ました。
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傾いた電柱、右側は液状化の跡です。

進もうとしないアル。
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いつものお散歩コースが、めちゃめちゃになっていました。
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舗装されたキレイな道路なのに、ここも液状化の影響。

mihoとアルの住む千葉湾岸方面は埋立地なので、マンションは無事ですが液状化が酷く道のいたるところに穴があています。
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ここを通るのが嫌で、進みたくなかったようです。
ここは抱っこで回避。

芝生公園への道も閉ざされている。
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仕方ないので、別の道を通ることにしました。

普通の車道もこんな。
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ガードレールも支柱が横倒しで折れています。
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miho、あそこみて!
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道が隆起している。

おうだんほどうはおすわりだよね
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そう。

この地区の被害はたいしたことではありません。
少し離れた地域は道が道ではなくなり、断水が続き、復旧のメドがたたないそうです。
家が傾いてしまった友達もいます。
会社も出勤手段と復旧の見込みが無いため、自宅待機となりました。

私ができること、節電、節約、情報に左右されない落ち着いた判断をもつ事、そして、アルと自分自身を守ること。
目の前の小さなひとつひとつを積み上げて、1日も早くみんなが会いたい人に会えるように祈ってます。

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最も長いお留守番3.11

はじめに。
まだ、被災地で連絡の取れない飼い主さん、ワンコ達がいます。どうかどうか、みんな無事でいますように。
関東の被害は東北の比ではありません、アルとmihoは無事でいます。

2011年3月11日の朝。
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洗濯を干しているmihoを見ているアル。こんなところにいるのは初めて。

この日はお休みでお昼から会社の子3名と外出の予定。
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思えば、アルは何かを感じ取っていたのだろうか。

10:30 外出。都内へ

14:46 地震発生。そのときいた建物は壁が一部崩れ、死ぬかもという気持ちと横揺れだ大丈夫という気持ち。臨月近い妊婦の子もいたので、この子を守らなきゃと他2名も咄嗟に感じたそう。

15:00 度重なる余震で外に避難するものの、寒い。電車は動かないと判断し、タクシー乗り場へ。列はそれほどでもない、お金はかかるけど渋滞しても2時間くらいではつくだろうと思う、妊婦の子は別方向でバスに乗せる。

18:00 場所は大井町。電車がストップしているのでターミナルにタクシーが入ってこず3時間経過。日も暮れ、途中コーヒーや身体を温めるもの、携帯の充電器などを購入。スカート、ヒールは辛くユニクロでジャージ、靴を購入しようとするが、地震の為クローズ。
アルが心配だが今日中に帰れるだろう、普段も12時間以上のお留守番はざらなので、地震でパニックを起こしてないこと、余震に不安がっていないことだけを願う。

21:30 タクシーを待って6時間半、やっとタクシーに乗れる。
身体は凍え、手足は感覚も無い状態。タクシーがあまりに来ないのでずっとずっと後ろの列の方から拍手がわき起こりました。
途中、後ろの方がホカロンを下さり、スターバックスからは帰宅難民のタクシーの列の私たちにコーヒーの振る舞い。皆さんも帰れないのに。

0:30 道は大渋滞で大井町からレインボーブリッジを超えるのに3時間。泣きそうでした。アルにいつ会えるんだろう、そればかり考えます。ツイッターでたくさんのイタグレオーナーさんに励まされ、気持ちが紛れました。この場を借りてお礼申し上げます。

ここからが地獄でした。
100メートル進むのに1時間半。全く動かない状態が続きます。そして余震、余震、余震。

7:00 各鉄道が動き始めるが、家に帰る電車は見合わせ。千葉湾岸は災害に弱く道も限られたものしか無い、数メートルづつ進むタクシーに、見切りをつけ一番近い地下鉄の駅を目指す。

9:00 間もなくアルをお留守番させて丸一日。もはや泣きそうだが、やっと渋滞を抜けて地下鉄の駅に到着。12時間タクシーに缶詰、そしてお付き合い下さったタクシーの運転手さんに『おじさんありがとう!一生忘れないよ!』と言ってタクシーを下り、都営線へ。

9:50 順調に乗り換えで進むも、途中で駅が混雑のため電車が入れないとアナウンス、電車の中なのに涙が溢れて来ました。アルは地震よりも私が帰ってこないことの方が不安だと思う、ポロポロ涙が出てくるのをこらえる。

11:30 最寄り駅では無い近めの駅に到着、ここからは徒歩、が、ヒールで走る。ところどころ液状化、ひび割れの道、ケガをしては元も子も無いので気をつけながら。

12:00 家に到着。マンションの住民はヘルメット、防災頭巾で近くの学校に避難しているようでシーンとしている。

家に到着して、アル部屋のベビーガードを開けても・・・なぜか、どこにもいない。
大きな声でアル!アル!と叫んでも返答もない。閉まっているのにどこにもいないって、どうなってるの?
泣き叫びながらリビングを探すと、ソファからひょっこり顔を出しました。
私は抱きしめて号泣。

お留守番の時の状態
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ベビーガードを閉めたアル部屋でお留守番をしていたものの、パニックでこの高さを飛び越えたようです。
ベビーガードはがっちり閉じられていました。
おそらく、一番始めの大きな揺れのときでしょう。

骨折していないかと、全部の脚、そしてその他のケガを確認、無事。
入り口が閉まっているのでお水を飲むこともトイレも行けず、アルはガマンしていたようです。
さすがに24時間以上、トイレは一箇所粗相をしていました。

号泣して、ごめんねを繰り返す私にじっとしがみついて涙をペロペロ舐めてくれたアル。
怖かったよね、おなかすいたよね、この子がパニックで飛び出すなんてよっぽどのことです。

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なんでないてるの?

そうだよね、飼い主の不安はワンコに伝わるよね。
しっかりしなきゃ。

ごめんね、じゃなくて無事でいてくれてありがとう。待っていてくれてありがとう。
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ねようよ、いっしょに

余震は今も続いています。
明日からは計画停電です。
会社にも行く予定です。

でも、アルは安心してぐっすり寝てくれています。

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離ればなれの5ヶ月間

浸水事故が起こった翌日から、私達は別々に暮らし始めました。
住む場所も決着・復旧の見通しもつかない中、まずはアルが安心して生活できる場所をと思い度々お世話になっているぷーちへ連絡。
長期での預かりを快く承諾くださり、すぐにお迎えに来てくれました。

mihoは最初の一ヶ月ホテル暮らしを転々として、ワンルームのマンスリーマンションへ。
お休みの日に会いに行く遠距離恋愛の始まりです。

アルは長期の集団生活で、毎回会うたび生傷が絶えません。
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肉が見えるほどの傷。

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なんでmihoといっしょにかれないんだろ

ごめんね、長すぎるよね。
いくらごめんねを言ってもアルには理解できない。
この期間、お友達がたくさん、たくさん協力してくれて会える時間、場所を作ってくれて悲しいのとおなじくらい感謝の気持ちがあふれました。

ドッグランに行ったり。
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あるくん、いまどうしてるの?
なんかねー、がっしゅくみたいなせいかつしてるんだよね

イヴ・カレンちゃんの家に行ったり。
みんなでプールで遊んだよ。
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おおきなみずのみばだなー

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遊び疲れてカレンとぐっすり

ちびっこがいる家に行ったり。
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ようちえんでなにはやってるの?
ハートキャッチプリキュアだよ。アルくんは?
はやぐいして、ともだちのごはんもたべちゃうこと

でも、どんなに楽しい時間を過ごしても帰り際になると、いつもこんな表情でした。
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きょうもべつべつのいえにかえるの?mihoがさみしがるからいっしょにいきたいよ。

あたりまえにアルがそばにいてくれることが、どんなに大切かよくわかりました。
どんなにmihoを癒してくれるかも。

災害の夜のこと

今年の6月、アルの誕生日
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アレルギー持ちのアルのために、ブルーベリームースをケーキ代わりにプレゼント。

この2日後、アルとmihoの誕生日の真ん中の日に事件は起きました。
会社にmihoの部屋が浸水しているという、マンションのセキュリティからの連絡。
部屋ではアルがひとりでお留守番。
事態を飲み込めずに、青ざめて帰宅すると、管理会社、マンションの清掃会社、セキュリティの方達が部屋から水を出していて開口一番『犬がいるんですけど!』
『ワンちゃん、とってもおりこうにしてましたよ。』
セキュリティの方が扉を開けたとき、アル部屋のベッド(人間の子供用)の上にぽつんと鳴きもせずたたずんでいたそうです。

全部屋、全家具、全電化製品、写真も本も何もかも汚水に水没し、信じられない事態が起こっていました。
原因は割愛しますが、100%ウチは被害者。

無事だったアルを抱きしめて、100回くらいごめんねを言いました。
階下の住人の方が怪しい音を最初に聞いてから7時間。
アルはずっとベッドから降りることが出来ず、トイレもずっと我慢して、mihoが帰ってくるのを待ち続けていたんだと思います。
どんどん水が増してきてすごく怖かったと思うのに、パニックを起こさずじっと待っていたようです。

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救出後、暗闇の中でやっと座ることができたアル。

何もなくなってしまったけど、アルが無事で良かった。
もし、アルをケージに入れて留守番させていたら・・・と思うとぞっとします。

この日から5ヶ月間、離ればなれの生活が始まりました。
悲しくて大変だったけど、いま、アルと普通の生活を送ることができるようになったこと、本当に嬉しく思います。

お散歩コースのクリスマスツリー。今年で4回目だね。
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mihoのたんじょうびはおいわいできなかったから、くりすますはいっしょにいてあげるよ

ありがと。アル。
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